結局美味しいものだから、好きになってる・北海道の野菜

北海道から離れて早数年。

定期的に親や親戚が送ってくれる北海道の食材は、

おいしさよりも懐かしさが先行します。

送ってもらうのは、ジャガイモやトウモロコシや玉ねぎなど、

そこそこ長く保つことができる食材中心です。

新しい食べ方やレシピの研究はしない私なので、

子どもの頃から慣れ親しんだ食べ方で、

ずっと食べ続けています。

北海道に住んでいた頃は「嫌いなわけじゃないけど好きじゃない」、

そんな食品たちでした。

昼食に茹でトウモロコシが出されるよりは、

そうめんやヤキソバが出る方が嬉しかったのも事実です。

ですが今、そんな当時の自分の気持ちもしっかり覚えているにも関わらず、

茹でトウモロコシやジャガイモを食べる時、

なんとなく好物を食べているような、嬉しい気持ちになるのです。

大学進学の為、北海道を出た辺りからそんな感じなのです。

故郷を思う・感じる気持ち。

歳を取ったというよりは、大人になったことの実感なのでしょうか。

嬉しいような寂しいような、

故郷の野菜は、私をそんな気持ちにさせてくれるのです。